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ワールドクラスの研究・イノベーションセンター

Students learning in a laboratory at the University of Wollongong. Image courtesy of Destination NSW

シドニーやニューサウスウェールズ(NSW)州に拠点をおくことで、有力大学の優れた研究所との連携を実現し、その革新的な研究や技術、施設を直接利用することができます。

シドニーやNSW州にある世界水準のの研究所やイノベーションセンターが特に専門とする分野にはアグリビジネス、テクノロジー、防衛、先端製造業があります。

NSW州の各種研究所やイノベーションセンターは現在サイバーセキュリティフィールドロボティクスアグリテック医療テックなどの分野で最先端技術の研究開発を行なっています。

例えばオーストラリアフィールドロボティクスセンターでは、自律ロボットやインテリジェントロボット、屋外環境用システム、医療技術の研究開発と応用に重点をおいた研究が行われています。

NSW州で投資を行えば、こうした技術革新や研究の能力を利用できるだけでなく、世界的に高く評価されている大学や技術訓練機関のネットワークから優秀な卒業生を採用対象とすることができます。NSW州政府のイノベーション戦略をご覧ください。

豆知識:NSW州のイノベーションと技術革新

  • シドニーのスタートアップエコシステムは世界のトップ20の内17位
  • NSW州は研究開発の支出額で国内第一位。国内医療テック企業の37%がシドニーを本拠地としています。
  • CSIRO(連邦科学産業研究機構)はオーストラリアの科学研究に責任をもつ連邦独立機関です。NSW州にはCSIROの世界的に有名な研究施設が多数あり、共同研究センターやセンターオブエクセレンスも24か所以上に及びます。
  • 国内フィンテック企業の約60%がシドニーに本拠をおいているため、フィンテック向け国内ベンチャー資本は圧倒的にシドニーに集まっています。2014年から2016年までの期間の投資額は17,100万ドルでした。
  • 従来のメディア会社からデジタルメディアスタートアップまで、シドニーはメディア企業の本拠地でもあります。オーストラリアのエンタテインメント・メディア市場はほぼ500億ドルに拡大すると見込まれており、シドニーはこの市場拡大から最大の恩恵を受けることになります。

ダイナミックなスタートアップエコシステムが開花

Sydney Startup Hub

シドニーにはNSW州政府の積極的な支援を受けているダイナミックなスタートアップエコシステムがあります。

国内スタートアップ間のつながり強化とその成功に向けた支援においては、NSW州は世界のエコシステムトップ10の中で4位の座を占めています。

このエコシステムは起業家が成功に必要な支援と投資を受けられるように作られた各種のセンター、スペース、プログラム、インキュベーターなどで構成されています。このシステムを支えているのは高度な技能と多様な文化をもつ人材で、国内スタートアップ創業者の35.7%は海外生まれです。

ニューサウスウェールズ大学シドニー工科大学シドニー大学はすべて国内スタートアップ創業者の母校上位5位に入っています。

スタートアップハブとアクセラレーターが集まる都市

シドニーのスタートアップエコシステムは特にフィンテック、デジタルメディア、アドテックに強く、次のようなイニシアチブが実施されています。

これ以外にもよく知られたアクセラレーターとインキュベーターには次のものがあります。

  • Stone & Chalk
  • The Studio
  • 25fifteen
  • Cicada Innovations
  • BlueChilli
  • Fishburners
  • Future Transport Digital Accelerator
  • Microsoft ScaleUp Program
  • Caltex C-lab
  • Tank Stream Labs
  • The Founder Institute and more
New South Wales

スタートアップや中小企業を対象とした資金援助や支援については、州と連邦による資金援助の詳細をまとめたJobs for NSWをご覧ください。

医療技術(医療テック)の国内第一拠点

LaserTec

NSW州には多数の医療、研究、イノベーション関連のセンターがあり、これは主にシドニー、ウェストミード、リバプール、キャンベルタウン、ニューカッスルに集まっています。

またこの州には国内医療テック企業の37%が拠点を構えています。

州各地の研修プログラムやインキュベーターが訓練と支援を提供する中、NSW州の医療テック企業は急速に伸びています。

例えばインキュベーターCicada Innovationsは新規性のある医療デバイスの商業化を援助するためにNSW州医療デバイス商業化研修プログラムを実施しています

これまでに生命科学、ハードウェア、企業向けソフトウェアなどのセクターの70社を超える企業がこのプログラムを受講し、これら企業は昨年、官民合わせて合計7,900万ドルの資金を調達しました。

NSW州保健省ステートワイドバイオバンクはがん、糖尿病、心臓疾患、稀な遺伝子疾患の研究を支援するインキュベーターで、この種の施設としては南半球初めてのものです。大規模なロボット技術を使い、保健医療における世界水準の研究のために何百万もの生体試料を保存、処理しています。

この他にも無人運転の車両や船舶、ドローンといった新しい運輸技術に重点をおいたNSW州スマートイノベーションセンターと呼ばれるハブや、アジア市場参入を望む起業家を支援するヘイマーケットHQスタートアップハブもあります。