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医療革新の拠点

世界トップの研究機関と急成長中の医療・製薬産業が揃うNSW州はより健康な未来を築く医療革新の先頭に立っています。

この州は医療デバイスの開発において実績豊かな人材と既存のサプライチェーンに恵まれているだけでなく、医療革新においても高く評価されています。

オーストラリアが世界の医療テックセクターで主導的立場にあるのは、多くの研究機関が活発な研究を行なっていることにもよりますが、中でもNSW州が優れているのは国内医療テック企業の37%がこの州にあることによります。

世界初のペースメーカー、人工内耳、火傷患者用スプレー式植皮術は全てNSW州で生まれました。

豆知識:NSW州医療テックセクター

  • NSW州の医療テックセクターは約7,000人の雇用をもたらし、質の高い製品を作り出していることで高く評価されています。オーストラリア経済にも大きく貢献しており、国内では合計3,000社近くの企業があり、この州の7,000人に加えて他州で14,000人が雇用されています。このセクターのアウトプットは年間127億ドルに及びます。
  • 2001年から2012年までの期間にNSW州医療テック産業は1,200件の特許を取得しました。同期の特許取得数はビクトリア州で504件、クイーンズランド州は291件でした。
  • この州にはマッコーリーパークイノベーション区域やウェストミードなど、複数の医療革新区域があり、マッコーリーパークだけでも生命科学、テクノロジー、デジタル関連の大企業が180社、小企業が200社あります。
  • 今後10年間にウェストミード再開発に向けて官民合わせて34億ドル以上の投入が約束されています。ウェストミードの将来の成長に向けたこの投資は、高度な知識を要する新しい種類の雇用と産業の創出をウェスタンシドニーで促進し、投資家に大きな事業機会を提供します。
  • オーストラリアの医療テック産業は強固な規制環境と政府による支援に恵まれています。連邦政府は2018年に出した予算案の一環として保健医療の研究推進計画に13億ドル投入すると発表しています。

医療テック企業を支援

NSW州政府と教育機関、民間産業は次の方法で医療テック企業を積極的に支援、育成しています。

  • オーストラリアで事業を立ち上げればNSW州医療テックナレッジハブに参画できる可能性があります。このハブは製品のライフサイクルを通じて投資対象の研究成果を商業化することに重点を置いています。
  • NSW 州医療デバイス基金は年間820万ドルの資金を競争力のある技術と商業化の促進のために提供するプログラムで、その資金はNSW州政府がNSW州保健省を通じて提供しています。
  • NSW州政府は1,200万ドルを投入してNSW州保健省ステートワイドバイオバンクを設立しました。これはこの州におけるワールドクラスの医療研究をサポートする施設で、最新設備を備え、がんや糖尿病、心臓疾患、まれな遺伝子疾患の治療における最先端の成果が従来の研究を大きく変え、ビジネス界の研究開発を補完します。

医療テックにおける現在の投資機会

次のような国内外の動向が牽引要因となって、シドニーとNSW州の医療テックセクターはさまざまな投資機会を提供しています

  • 高齢化。1964年から2014年の間にオーストラリアの65歳以上の人口は総人口の8%から16%に倍増しました。この年齢層は今後もその人数と割合ともに増加する見込みで、高齢化に伴って医療テックの需要は高まります。
  • 豊かになるアジア。NSW州の経済はアジア太平洋地域と密接な関係にあります。個人が豊かになり、公的医療プログラムも増加する中、この地域の医療支出は2019年まで年間平均6.6%増加すると予測されています。医療支出が最も大きく増加すると予想されている国はインドと中国です。
  • 革新的製品の増加。官民ともに研究開発に多額の投資が行なわれ、開発中の革新的製品の数は増加しています。2013-14年度にオーストラリアでは医療と医学の研究に合計55億ドルが投じられました。

オーストラリアで事業を立ち上げれば、NSW州で治験を実施したり、州の提供する助成金を活用したりすることができます。治験に関するオーストラリアの規制と実施管理条件はアメリカやEU、日本のそれと類似しているため、これらの国の臨床データはオーストラリアにも適用できることがしばしばあります。

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治験や助成金についてはNSW州保健省のウェブサイトをご覧ください。

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投資や事業の機会についてはNSW州地方部の新しい医療技術をご覧ください。

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シドニーやNSW州の医療テックセクターにおける事業機会についてもっと詳しく知りたい方はぜひ投資コンシェルジュにご相談ください。